水とゴミについて
船上の飲料水はボトルに入ってる市販の物から飲むのがほとんどだったが、シャワーや洗面所の水、スープなどの大量に使う水は船で特殊な装置で作った水を使っている。
その為 私のように長期間船上で生活すると肌が水にまけてかゆくて眠れない時があった。それは船上の水にはある一定の決められた消毒剤(カルキ)を入れなければならないというルールがあるからだ。(でも船上の水はまったくプールの水のようには匂わなかったよ。変な味が少ししたけどね。。。)
このかゆさとの戦いは下船するまで続いた。
普通の乗客のように、たったの12日間のクルーズなどでは かゆくなったりはしない。ただ、長期のクルーズを計画しているお客さんなどには、同じ様な現象が起こる。肌の弱い人は考えて計画した方がいいと思う。
さて、船上で出たゴミだが、これもまた特殊な焼却炉と船員の汗と涙のゴミ分けの作業によって種類別にゴミが分けられ 完全に環境に害のない状態に加工してから海に戻すということをしている。
おトイレの水も同じ様に無害に加工されて海に帰されてると聞いた。
豪華な客船にも影で一生懸命に働いてる船員の皆様の協力があってこそ初めて
成り立つんだと思った。